医療クリニック開業用地紹介

最適な開業用地をご紹介

中部新生不動産はロードサイド用地を中心にドクターへ向けた開業用地の紹介を得意としております。

クリニック開業には様々な課題があります。

診療科目ごとの市場調査、事業計画の作成、金融機関との融資相談、建築会社探し、建築プラン打合せ、車両進入を想定した外構計画や視認性の良い看板設置計画、併設する調剤薬局募集、など開業までに決定すべきことは多数あります。

中部新生不動産では最初の課題である開業用地(事業用定期借地)の紹介を得意としております。
一般的な建築会社、建築メーカーが指定される土地の紹介はいたしません。
ドクターの任意の建築会社にて建築することが可能です。

事業用定期借地に特化しておりますので、ドクターの希望のエリアや条件に応じた用地情報を多数ご用意しております。
  • 「建築条件付き」の土地に注意

    クリニック開業用地を探す上で、ドクターが一番最初に躓いてしまうことがあります。

    それは、建築条件付きの事業用借地(貸地)です。
    「建築特命」、「建築会社指定アリ」などと呼称され、店舗の建築・建設を行う会社が決まっている土地を意味します。

    これにより、「大開口の窓と高い天井で開放感が欲しい」と考えていたとしても、指定された建築会社の構造や仕様、制限などによりドクターの希望が実現できない可能性があります。

    金額面では、「建築費の相見積もりができない」ため建築金額の調整が難しくなり、事業計画を圧迫してしまうケースが散見されます。
    足りない費用を自己資金の増額で対応しなければならなかった、という声は良く伺います。

    実際には、建築プランや建築金額が原因で事業計画が成り立たず出店に至らなければフィーが発生しないため、建築会社もプラン変更や減額案で調整しますが、金融機関との融資相談や後述する地主様との借地契約スケジュールの調整にも時間を取られることで、ドクターに余計なストレスがかかることが考えられます。


    もちろん、指定建築会社と相性が合いスムーズに進む場合もあるため、一概に良し悪しは言えませんが、これから土地を探されるドクターの方にはぜひご認識いただきたいです。




  • テナントかロードサイドか

    開業方法には、主にテナント出店かロードサイド出店(土地を借りて建築する)の選択肢があります。

    【テナント形態】
    テナント形態の開業では、出店までの手間を大きく削減することができ、また初期費用も抑えられることが多いため人気です。

    ただし、賃料が高い傾向にあること、店舗の内装や運営方法に制限がある場合が多いこと、近隣に競合店舗が密接していることが多いことなどが悩ましいところです。

    【ロードサイド形態】
    ロードサイド形態では、自由な店舗設計やオーナーとしての独立性が確保され、地域に密着した運営ができることが魅力です。一度確立したブランドイメージの影響力はロードサイド形態に分があります。

    テナント形態と比較して、診療時間や休日の制限が無いため、努力やサービス次第で収益性を上限なく上げることができることも強みです。同様の理由で、ドクター自身や家族のライフスタイルに合わせて運営方法を変更できることは以外と知られていない魅力の一つです。


    閉業したクリニック建物を借りるという選択肢もありますが、以前の診療科目が違うと間取りや医療設備導入に支障が出ることが多いため、ぴったりフィットする中古物件を見つけることは至難の業です。(そもそも閉業しているということは市場性が悪い可能性もあります)  

  • 土地探しのライバルは他業種のチェーン店

    立地や条件が良い事業用借地は出店希望の企業も多く競合する場合が多いです。

    最終的に誰に貸すかは土地の所有者である地主様が決めますが、先行的に交渉をした方が有利になることが多く、その交渉スピード感に驚かれるドクターも少なくないです。

    飲食店やコンビニ、近年だと介護系施設や葬儀施設などが、クリニック事業が必要とする土地面積と近しいため競合先となる可能性があります。

    これらの競合先はチェーン展開をしていることが多く、出店計画立案を迅速に進めることができます。
    対して、クリニック開業は初めて計画するドクターが多いため、土地の検討スピードで差が付くことは否めません。



  • 地域貢献に理解のある地主様

    良い事業用地を借りるためのポイントはスピードや賃料だけではありません。

    土地を提供する地主様には、
    「地域貢献」に共感いただき、「自身も将来お世話になる」かもしれないという思いからクリニック誘致の意向をお持ちの方もいらっしゃいます。

    そのため、他業種と比較して地代(賃料)や条件面のご相談も良くしてくださるケースもあります。

    実情として、チェーン店は地代も比較的高く出す傾向にありますが、業績が悪くなるとそのエリアから撤退して次のエリアへ出店というパターンがあり、これを嫌う地主様はクリニック用地限定で募集するケースもあります。


  • 中部新生不動産では、希望のエリアや条件に沿ったクリニック開業用地情報を日々取得しております。

    開業したいと思う街中の土地の場所を当社にご連絡いただければ、地主様へ一から交渉を行うことも可能です。

    決して簡単ではないクリニック開業用の土地探しですが、当社にてお手伝いさせてください。

    開業された先輩ドクターの方々と同じように、地域の方へ・地主様へ喜んでいただけるクリニック経営の一助となれば幸いです。